小川紳介の死後、『1000年刻みの日時計』で使われなかった干し柿作りのパートを中国の映画作家・彭小蓮が一本の映画として完成させた作品。柿の干し棚の前にカメラを構える小川と田村にいきなり「アンタたちな…
>>続きを読む撮影現場にフラッと現れる爺ちゃんを筆頭に、人の顔をこんなに魅力的に撮れるものなのかという驚きがあるが、ところどころ戦争の話になるところで素に戻される。
電話応対がやけにハイテンションな柿商人のオッち…
面白い。デコシコデコシコて擬音表現はじめて聞いた。柿の刺し方で熟練具合が分かると説く柿じいさん、長年続く上山のほし紅柿の職人の極意に耳を傾けると綺麗かつ無機質な現在の工業デザインとは正反対の失われて…
>>続きを読む2001年/上山名産紅干柿の記録映画を作る会+白石洋子+プラネット映画資料図書館/カラー/90分/配給:プラネット
[第1期撮影]監督:小川紳介/助監督:飯塚俊男/撮影:田村正毅/現地録音:菊池信之…
ずっとたのしみにしていた作品。しょっぱな(しかも超一瞬)大島渚。!
東北のなまりがほぼ聞き取れず英語字幕に圧倒的感謝〜フィルムの色合いが美しくて気持ちよかった。ドキュメンタリーのいいとこどりって感じ…
yidff2019「特別招待作品」
最初に家の中にスクリーンを運んで映写する映画は大重潤一郎『小川プロ訪問記』(1981)である。小川紳介はもうスクリーンの中にしかいないことが示される。紅柿を採り、…