満山紅柿 上山 ― 柿と人とのゆきかいの作品情報・感想・評価

満山紅柿 上山 ― 柿と人とのゆきかい2001年製作の映画)

製作国:

上映時間:90分

4.1

『満山紅柿 上山 ― 柿と人とのゆきかい』に投稿された感想・評価

今年もありがとう来年も豊かに実りますように、と冬の鳥たちに柿を残す。 
発明家のおじさんや『息の跡』の佐藤さんみたいに発声の良いおじさんや昔の話をしていたらまた別の話を思い出して話したくなっちゃうお…

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小川紳介の遺志を継ぐぞというアツさに溢れたラストシーンに感涙。人生で一番柿について思いを巡らせた一日となりました。干し柿買って帰るぞ!(固い決意)
3.7
このレビューはネタバレを含みます

明け方にトラックが一台やってきて荷物を家に運び込み、映写機の影を映し出す冒頭のシークエンスから面白かった。土地の歴史に結び付いた柿、火花、熱の橙色の繋がりが渋柿により生き延びていく様、自転車のホイー…

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ぴよ
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(16mm/英字幕)
柿の皮を剥く機械の音が一定のリズムで心地よく、眠くなってしまった。

名産品の中の生活史。

上山名産の紅干し柿の記録映画。二期にわたっており、1期は1984年で、小川伸介、田村正毅。2期は1999年で、ペン・シャオリン、林良忠。構成、編集はペン・シャオリン。音楽は縄文太鼓。16ミリ、90分…

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一
-

小川紳介の死後、『1000年刻みの日時計』で使われなかった干し柿作りのパートを中国の映画作家・彭小蓮が一本の映画として完成させた作品。柿の干し棚の前にカメラを構える小川と田村にいきなり「アンタたちな…

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生活
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撮影現場にフラッと現れる爺ちゃんを筆頭に、人の顔をこんなに魅力的に撮れるものなのかという驚きがあるが、ところどころ戦争の話になるところで素に戻される。
電話応対がやけにハイテンションな柿商人のオッち…

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mingo
3.9

面白い。デコシコデコシコて擬音表現はじめて聞いた。柿の刺し方で熟練具合が分かると説く柿じいさん、長年続く上山のほし紅柿の職人の極意に耳を傾けると綺麗かつ無機質な現在の工業デザインとは正反対の失われて…

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町蔵
4.0

2001年/上山名産紅干柿の記録映画を作る会+白石洋子+プラネット映画資料図書館/カラー/90分/配給:プラネット
[第1期撮影]監督:小川紳介/助監督:飯塚俊男/撮影:田村正毅/現地録音:菊池信之…

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Jugam
4.0
色々衝撃で面白かった。方言分からなさすぎて別の方も仰ってる英語字幕?(だったかな?)字幕にすごく助けられた思い出。たかが柿、されど柿。柿への愛が凄かった。エンドロールちと泣いた。

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