みや

姑獲鳥の夏のみやのネタバレレビュー・内容・結末

姑獲鳥の夏(2005年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

昭和27年、不可思議な噂が付き纏う産婦人医院の事件から、古本屋の店主であり神主の京極堂が憑き物を落とすミステリ。
京極夏彦の同名小説が原作。3回ほど読了済。

2回目の鑑賞。
何回読んでも何回観ても全てを正確に理解できたとは思えないのだけれど、その掴めなさ加減がたまらなく好きで病みつきになってしまう。
この作品の雰囲気が、とにかく好き。
だからといって、映像化したら良かったかどうかは別なのが悲しい。
海外の悪魔祓いがやりすぎるとコメディに見えてしまうことがあるように、今作もふとした瞬間に苦笑もしてしまう。
映像で見るより、文字のまま見た方が絶対に楽しい。
でも、やっぱり好き。

これまで感じたことは無かったが、堤真一が物凄く色っぽい。
和服だからだろうか。
何度もドキドキした。
みや

みや