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愛と青春の旅だちのdeenityのレビュー・感想・評価

愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)
4.5
職場の方から勧められて鑑賞。元々名作なので知っていましたが今年最後に素晴らしい作品を見るきっかけを与えてもらって感謝です。

本当に素晴らしいシーンが多い作品でした。特に終盤にかけて。士官の厳しい指導に耐えながらも芽生えていく友情。汗水垂らして訓練に耐える姿勢。心熱くなる部分だ。
でもそれだけ強い絆で結ばれた友情があるからこそ、あの出来事は衝撃的で心揺さぶられる。それだけ厳しい訓練に耐えてきたからこそ、あの葛藤、そして決断にグッと来る。
そんな士官の指導に耐え抜いた末に待つのは立場が変わって自分の方が上官になり、さっきまで鬼のような教官だったのに、散々罵倒し続けた教官が敬語を使い、頭を下げるシーンは中でも一番好きな名シーンだ。卒業式の涙こらえる表情が素晴らしい。

この作品は友情だけじゃない。恋愛物語としても素敵だ。ずっと自分の家庭環境から結婚を拒み続けてきた男が、ラストとった行動もなかなか泣かせるじゃないか。

そして何より、主題歌である「Up Where We Belong」が名曲。トータルして素晴らしい作品だった。


今年はキャリアハイで映画を見ることができた年だった。映画館にも相当足を運ぶことができた。素晴らしい作品にもたくさん出会えた。また来年もいろんな作品を見ていきたいです。
今年も一年私の拙いレビューを読んでいただいた方々、ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします(^^)
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