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或る女
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『或る女』に投稿された感想・評価

大映、1954年作品。有島武郎の原作を八住利雄が脚色、豊田四郎が監督。京マチ子が自分で選んだ波乱万丈の人生。特撮は的場徹。撮影峰重義、美術木村武夫。助監督山崎徳次郎、富本壮吉、古川卓巳。フィルムセンターにて
Jimmy
2.8
シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞。

1954年の豊田四郎監督の大映映画。
未見の若尾文子出演作だから観に行ったのだが冒頭表記が5人目だったので、「アレ?」と思っていたら、主演は京マチ子と森雅之だった(笑)
若尾文子は京マチ子の妹役で、出番も少なかった。でも若尾さん出演作には変わりなし。

さて、物語は、「或る女」=京マチ子の生涯を描いており、そこに(相変わらず)女ったらしの森雅之が絡んでくる。


明治30年代のはじめ、ある良家の娘=葉子(京マチ子)は家を飛び出して文筆業の木部(芥川比呂志)と結婚するが、侘しい生活が続く。木部は「この世間じゃ、書いても仕方ない」と言って何も書かずに金銭面で生活が苦しくなる。
葉子はアメリカからラブコールされている木村なる男を頼りにするため、船でアメリカに向かうが、この船で船員をしている倉地(森雅之)と出会う。そして、倉地に身体を許してしまう、というか無理やり肉体関係を結ぶことになってしまう。
アメリカで木村に会っても、倉地に心揺れてしまった葉子は、ロクに木村の相手をせずに「すぐに日本に帰る」と伝える。この木村を演じるのは船越英二。大映作品っぽい。
日本に戻ると、倉地と暮らし始める葉子であり、実家が破産状態となった葉子は妹=愛子(若尾文子)を呼ぶ。

寝ている愛子(若尾文子)の顔や唇を触る倉地(森雅之)の場面では、「おいおい、森雅之、姉の京マチ子だけじゃなく、清純な妹の若尾文子の唇触るって、しょうがない女ったらしだなぁ~」と思ってしまう(笑)

…といったかたちで物語はドンドン進むが、この辺で終わりにします。

「京橋フィルムセンター所蔵作品」…レア作品の上映には京橋FCのフィルムが使われること多し。
生誕百年特集 映画監督 豊田四郎

どうしても幸せを掴めない京マチ子にやや辟易するも、男性陣(芥川比呂志、森雅之、船越英二)は見事に適役。

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