物語の始まりは明治中頃。広島県の山間部のお屋敷で女中奉公していた主人公が郵便配達員の若者に見初められ結婚する。夫婦2人で荷車を引く事業を始め、厳しい労働の日々の中、娘が生まれる。ところが両親が忙しく…
>>続きを読む親に勘当されながらも結婚するが、姑からは受け入れてもらえず、夫と一緒に荷車を引きながら生計をたて、やがては5人の子供を持つことになる女の明治から戦後に至るまでの半生記。ただし、彼女が主人公であるもの…
>>続きを読むあくまで望月優子を主人公とする”女の一代記”であり、”家族の物語”ではない。
貧困と戦争が家族を襲うが、「家族一丸となって生きるぞ!」という流れにはならない。
そのため、姑は死ぬ寸前まで意地悪だし…
邦画のいちジャンルといっても過言ではないおかあさんものfeat.山本薩夫。
「瞼の母」より、「東京物語」「日本の悲劇」はては「おおかみこどもの雨と雪」に至るまで、おかあさんものは決まって残酷な話と相…
明治から昭和、たくましく生きた女の一生です。
学校の講堂で見た。
子供だったのであまり理解できなかった。
ヒロインの望月優子さん、姑さんにいじめられて、女って嫌だなと思いました。あんな時代に生まれな…
女中奉公から郵便配達夫の求愛を受け嫁いだセキの女一代記。全国婦人会の資金カンパで完成した映画だけに、そこには明治から昭和戦後にかけて時代を反映した男尊女卑、家父長制の中で辛く苦しい立場の嫁、母親が健…
>>続きを読むセキの波瀾の人生。
夫に尽くし、姑に苛められ、子どもを生んでも女の子だと喜ばれず、荷車を牽いて働き通し…。
病に伏せた姑に献身的に尽くし、最期は感謝されるが、せっかく夫婦で興した車問屋がうまくいかな…
独立プロ名画保存会