しぇんみん

プロメテウスのしぇんみんのネタバレレビュー・内容・結末

プロメテウス(2012年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

楽しみにしていた映画だったが、期待外れだった。
映像は一見の価値アリなのだが...。

物語を追っているだけでは解明できない謎が多すぎる上、脚本が練り込まれておらず、伏線も回収し切れていない。

冒頭の「エンジニア」が黒い液体を飲み滝つぼに身を投げるシーンも、ただ漫然と観ているだけでは意味不明。

たぶん、太古の地球(他の惑星かも)に来た「エンジニア」が、その惑星環境に最適な遺伝子を組成し、滝つぼから水中に遺伝子をばら撒いたのだろうと推測してみた。

また、アンドロイドがクルーの一人に黒い液体をわざと飲ませた意味も不明。

登場人物が馬鹿ばかりで、あり得ない行動を取ってばかり。
未知の惑星の建物内で、空気の組成が同じというだけで、安易にヘルメットを取ってしまったり(未知の微生物とか気にならない?)、未知の生物に安易に近づいて結局寄生されてしまったり。

特にラスト間近の倒れてくる宇宙船を避けようと逃げるシーン。縦長の倒壊物の倒れる方向に縦に逃げても逃げられないだろ?横に逃げろって。んー。

退屈せずに最後まで観れたので、内容的にはそれ程ひどくないのだが、微妙に満足感が得られないぞ、といった内容か。

残念。

2016/07/22
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