借りてきて200分超えた作品だったので、正直腰が引けてたのですが、実際観始めると、ホロコースト映画であることをまず知りました。
ユダヤ人の移送を使って、脱出を図るタイトル通りの話ですが、聖書の出エジプト記を模しているから原題が「エクソダス」なのですね・・・
実はこの作品、「トランボ ハリウッドにもっとも嫌われた男」を鑑賞して借りました。
抑圧されたトランボ(赤狩りにあって自分の名で脚本を書けないという暗黒時代を送っていた)の影響が出ているかな?
と思いましたが、迫害されたユダヤ人たちをエルサレムに送ろうとするのですが・・・
その移送のドラマなのですが、これが何ともうまくいくのか、要所要所ドキドキさせてくれて、いくつもの人間関係が絡んで、国とは?流浪の民と言われているユダヤ人とは、と色々考えさせてくれる内容でした。
ポール・ニューマン、魅力的な俳優ですね。
スティングくらいしか見たことありませんでしたが、当時は大人気だったのでは?と思える大スター感がにじみ出ています。
トランボは自らをこういう風に投影させたのか・・・
という見方もできて鑑賞して大変よかったです。
トランボを見て気になった方は是非。