このレビューはネタバレを含みます
とりあえずくっそ盛り沢山。
アメリカを横断する大鉄道を敷設するぞ!
という、フロンティア魂溢れるスペクタクル!!
金儲けのために工期を遅らせようとする悪役が登場!
工期を遅らせまいと努力する工事責任者の命を狙うサスペンス!!
悪ボスが雇った敏腕の工作員は、工事責任者の戦友だった!
機関士の娘との間に巻き起こる三角関係ロマンス!!
機関車に容赦なく襲いかかるインディアンの一団!
さらに機関車が豪雪に足をとられて脱線するスリル!!
映画のエンターテインメント性の玉手箱や~★
デミル監督らしい話のデカさがすごい。
ってかモリーがめんどくせぇ。
あそこで!
さっさと!
ディックをジェフに引き渡しとけば全部丸く収まったやろ!!!!!
小悪党を匿うから面倒なことになるやで…
あそこで躊躇した気持ちだけがこの映画で唯一理解できなかったわ。
で。
雪国で育った身としては。
あれはどう見ても!無理!!!!!!!
雪なんて簡単に上滑りするからな。
あんな重要なキャラをあんなんで簡単に殺してしまうとは、
デミル監督恐るべしだわ。
立ち位置的にはリュウ・ホセイの死くらいの重要度。
インディアンの襲撃、めっちゃいい迫力だったけど、
フォード監督の「駅馬車」と同じ年なのな。
この頃から急にスタントが命知らずになってる?
ちなみに、
この映画でいちばん有能なのはフィエスタ。