大平原の作品情報・感想・評価

「大平原」に投稿された感想・評価

だい

だいの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

とりあえずくっそ盛り沢山。

アメリカを横断する大鉄道を敷設するぞ!
という、フロンティア魂溢れるスペクタクル!!

金儲けのために工期を遅らせようとする悪役が登場!
工期を遅らせまいと努力する工事責任者の命を狙うサスペンス!!

悪ボスが雇った敏腕の工作員は、工事責任者の戦友だった!
機関士の娘との間に巻き起こる三角関係ロマンス!!

機関車に容赦なく襲いかかるインディアンの一団!
さらに機関車が豪雪に足をとられて脱線するスリル!!

映画のエンターテインメント性の玉手箱や~★
デミル監督らしい話のデカさがすごい。


ってかモリーがめんどくせぇ。
あそこで!
さっさと!
ディックをジェフに引き渡しとけば全部丸く収まったやろ!!!!!
小悪党を匿うから面倒なことになるやで…
あそこで躊躇した気持ちだけがこの映画で唯一理解できなかったわ。


で。
雪国で育った身としては。

あれはどう見ても!無理!!!!!!!
雪なんて簡単に上滑りするからな。

あんな重要なキャラをあんなんで簡単に殺してしまうとは、
デミル監督恐るべしだわ。
立ち位置的にはリュウ・ホセイの死くらいの重要度。


インディアンの襲撃、めっちゃいい迫力だったけど、
フォード監督の「駅馬車」と同じ年なのな。
この頃から急にスタントが命知らずになってる?


ちなみに、
この映画でいちばん有能なのはフィエスタ。
arch

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4.5
セシル・B・デミルらしいスケールのデカさが魅力な西部劇。
アメリカがフロンティアスピリットを掲げ、西へ西へと向かい"アメリカの今"が西にあった時代。
鉄道にフォーカスして物語は展開され、その規模感に見合ったミニチュアを用いた演出等が印象的で、対して人間ドラマも友情と恋愛を中心に魅力的な面々で描いていて、娯楽作品として申し分のないクオリティーになっている。

本作では西部劇に付き物なインディアンが登場する。ただこの時代の西部劇には珍しく、白人のインディアンに対する暴力とインディアンの蛮族な一面を両方描いている。しゅじんこうととデュークの関係も踏まえると真っ当な娯楽作品である反面、勧善懲悪的な娯楽作品とは一線を画すポジションにもあるのだ。
それはその前提に共通認識として「鉄道を繋ぐ」ことがあるからだと思うのだ。だからあのラストのワンカットだ。今にまで続く遺産としての鉄道を描く手腕、「十戒」というエピックムービーを生み出した監督ならではのスケールの大きさを感じさせるのだ
lemmon

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3.5
アメリカ大陸東西を横断する鉄道を、リンカーンの指示のもと建設することとなった時代。権力者のバローズの妨害や、先住民族による襲撃、そして自然の猛威により犠牲者も。果たして1600キロもの線路は繋がることができるのか、、、

セシルBデミル監督らしいスケール感のある作品。上映時間に負けない、観終わった後の満足感は得られた。

主要キャストのスタンウィック、マクレー、プレストンの三角関係を盛り込み、歴史的なところ、サスペンス、人間ドラマと、テンポ感を出すよりしっかり描くことに重きを置いた作品となっている。

本筋であって欲しい鉄道をつなげたい!!と言った、職人達の情熱、浪漫みたいなものはなかったかなあ。

まあ、デミル監督らしい。満足です!



勝手にロバートプレストン月間(週間だっけか?)。本作では21歳、、、なんだこの貫禄、、、恋敵マクレーに存在感では負けていないなあ😏
バーバラ・スタンウィックが好きなので観てみました。セシル・B・デミル監督作品による作品。何と本作、1939年の第1回カンヌ国際映画祭で、記念すべきパルムドールを獲得したとのこと!

時は南北戦争の最中、リンカーン大統領の命で大陸横断鉄道を東から、そして西から工事を遂行することになる。金儲けのために工事を遅らせる計画の手先として暗躍する賭博師ディック、その工事を再開させようとするディックのかつての戦友ジェフ、鉄道機関士の娘モリーの長きにわたる三角関係を壮大なスケールで描いた西部劇。

"大陸横断鉄道の建設"という、アメリカ史を学ぶ上では欠かせない重要な出来事を東のユニオン・パシフィック鉄道、西のセントラル・パシフィック鉄道の熾烈なせめぎ合い、計画を利用したさまざまな人物の暗躍、そして互いを思いやる故にすれ違う主役3人の恋愛模様...。
さまざまな要素が盛り込まれた、激動のアメリカ史を紐解ける一大スペクタクルで、想像以上に楽しめました。
GaPTooth

GaPToothの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

( 」゚Д゚)」なげーよー💨

♪I've Been Working on the Railroad♪

ワシントン。
リンカーンの遺志である、オマハからカリフォルニアまでを結ぶ鉄道建設法案が可決された。繋がれば東西が一体となる。

で、この機会を利用して一儲けしてやろうという輩の工事の妨害工作があったり、先住民の奇襲があったりするけど、みんなで頑張ろう!って話。

妨害工作がセコい。
工員たちの給料を運ぶ列車を襲って盗ませたり、嘘っぱちを広めて労働意欲を無くさせたり( *´艸)フフフ♪

犯人ディックと追う者ジェフが、モーリーの機転で仲良くコーヒータイム☕
モーリーの頑張りに拍手(*’ω’ノノ゙☆パチパチ

ディックの犯行だという証言が得られて堂々と詰め寄るジェフ。なんと!モーリーがディックの逃走を援助!
( 」゚Д゚)」そりゃないだろぉーーっ💨

クライマックスは、先住民の急襲!走る列車目掛けて給水塔を倒してドーンΣ(゚ロ゚;)列車は横転破壊されてしまう。ここの特撮がちゃっちくて微笑ましい。

東西が結ばれておめでとー( ノ^ω^)ノ

工事の様子は凄い👍
土地をならし、坑木や横木を運んでは並べて打ち付けて敷いていく。延々と.....
次の敷工場所まで家も解体して街ごと移動していくのも👍
れれこ

れれこの感想・評価

2.5
バロウズが最後にスパイク打つのめっちゃ上手くなっててフィエスタ達が一杯やるかって満足してるネタは面白かった
修正前西部劇だからインディアンが絶対悪で描写されてるけど、襲った列車の戦利品漁ってキャッキャしてるシーンは良かった
犬

犬の感想・評価

3.5
郵便

アメリカ大陸横断鉄道の建設に携わる人たちを描いた西部劇

ムチ

いろんな人たちがいる

壮大なドラマ
ロマンスも少し

VSインディアン
アクションもなかなかでした
三四郎

三四郎の感想・評価

4.6
これぞ映画。映画でしかできないことは何か?それは壮大なスケールの大いなる物語である。壮大で元気な曲とともにレールの上を進みゆくクレジット。この物語がアメリカを東西に結ぶ鉄道敷設の物語であることを印象付ける。異色の西部劇らしいが、西部劇は男のロマンだね。
ジョエル・マクリーかっこええ!!ピストルを抜き取るとこ、素早さ、構え全てがきまってる。もう惚れ惚れ。

西部劇が男たちに好まれる、あるいはアメリカ人の心を熱くするジャンルだということがよくわかった。日本で例えると「時代劇」なのだろう。私はもっと時代劇を見なければいけないな、と感じた。その国民の血を揺さぶる感動は、男たちの闘い、男のロマンで綴ることのできる物語の中にあるような気がする。西部劇は、西部開拓を主題とし、頑強な男たち、ギャンブル、煙草、馬、鉄砲、そして美しき女一人いれば作ることが可能だ。そう感じた。出稼ぎに来ている男たちは実に単純な輩だなぁ笑 もう泥臭く汗臭い男の世界。私が好きな都会的洗練されたスマートな映画とは程遠いが、 いいなぁ!
上手いのは、キザな芝居をヒーローではないもう一方の男にさせていることだ。それにより、どう考えても勝ち目のない劣っている男が人好きのするキャラクターになっている。 どうしてもキザなことをしたい時は、ヒーローではない方にやらせれば一つの作品に好みを全て入れ込むことができるのか!と気づいた笑 もちろんやりすぎは禁物だが。

暴れている男にマクリー(ジェフ)がピストル無しで歩み寄って一芝居打つシーン。あの時のあの安心するバーバラの姿、表情、なんて可愛らしいんだ!どんな表情でもできるし、どの表情も胸を貫く素晴らしい女優だ。

2時間以上の大作だから一難去ってまた一難。脚本の書き方について考えさせられた。そんな余計なことを私に考えさせたということは、少し物語が冗長だったのだろうか?ひとつ言いたいのは、ディックの役どころについて。彼は完全に敗北しているのだが、それに気づいてもいるようだが、気づいていないようでもあり、気づいても気づかぬふりをしているようでもあり、将又ただの一途なバカにも思える。自分を愛していない女に、しかも親友を愛しているのがものすごくわかるにもかかわらず諦めない…奇妙にしか思えない。単純なバカなのか、気のいい奴なのか…。やはり最近、私はこういう役には影のある情けのある悪人になってほしいな。そして偽装結婚みたいなことをして仲間を裏切り、親友を助けようとしたというような展開であってほしいなぁ。話に収拾がつかなくなるのかしら?

最も良い場面は、二人の男、それに他の二人の男も加わり、バーバラが必死に殺し合いにならないように一芝居打つところだろう。ファムファタールを演じる女優とは思えないほど純情で可憐な娘を演じていた。もちろんマクリーを、自分を偽っても犠牲にしても愛しているから…。このシーンだけにタイトルをつけるなら「命の限り」「命に代えても」「骨まで愛して」そんなキザなクサいものにしたい。インディアンに襲われて、弾が一発ずつ減っていく…このシーンにはもっとこだわっても良かったのではなかろうか。私なら、「俺はあと三発」「俺はあと一発だ」となった時、その一発一発を撃つたびに三人に数えさせたり、引き金や銃口を強調したりして、観客とともに一発の重みと緊張を考えさせる演出をしたいなぁ。まぁ、これがこの映画における本当のクライマックスではないからそんなビフテキみたいな重厚な演出はせずにスマートにいったのだろうが。この時、彼女はずっとマクリーにばかり話しかけている、助けが来た時もマクリーに抱きついて喜ぶ、ここでディックの感情や表情描写を一ミリもいれないのが素晴らしい。そういれないくて良いのだ。そんな道案内みたいなことをしなくても、映画好きにはビリビリ伝わってくるし、女心がわかる人なら微笑ましく見てられる。
最期がまた意味深だ。ディックは一人で行って元の仲間に撃たれて死ぬ。マクリーは背後から狙われるが、仲間によって助けられる。誠実なマクリーには、どんな時でも仲間が付いていた。たとえ一人だろうと必ず仲間がいるのだ。これがこの映画の筋の暗示した副主題ではなかろうか。 「無事だったのね!ディックは?」「俺たちを待っているよモーリー、終着駅で…」死臭がする奴二人組と一緒に行動していたので、マクリーが最後に死ぬのだと途中まで思っていた。あるいはその相棒二人のうちバーバラと妻の話をしていたヒゲ男が。結婚式のあたりから、死ぬのはディックだと思い始めた。しかし、どういう風に結末をつけるのか想像できなかった。

さあマクリーとバーバラは親友にも父親にも祝福されて結婚することができる。そして人生の終着駅にはディックが待ってるだろう。アメリカの歴史について語った壮大な物語なり、いくつものプロットを一つにまとめ上げた大作と言える。汽車が電車になって終幕。
この作品、コメディ要素もあって最後まで期待を持たせつつ、また誰が死ぬのかわからない作品となっている。傑作でもあり名作かもしれぬ。
お腹いっぱいになる大傑作!
西部劇〜 全ての要素満載は贅沢過ぎ。
デミルって、凄い。
西武開拓時代、大陸横断鉄道建設に文字通り命を懸けた人々を描いた一本。

まさに娯楽映画の決定版という称号にふさわしいが、実は意外にも第一回パルムドール受賞作品なのだ。

戦前製作の映画だが、日本に公開されたのは戦後になってから。

亡くなった立川談志師の話によれば、当時、学校で友達と会ってまず話したことは、「おい!大平原観たか!?あれ、すげぇよなぁ」だったそうな。

これがうちの親戚の世代になると、「おい、タワーリング・インフェルノ観たか!?」になるそうだ。

同時代の「駅馬車」や「砂塵」に比べると、ドラマ的には落ちるのだが、その分、アクションの見せ場というのをキチンと用意されている。

特に先住民からの襲撃で機関車が脱線するシーンはミニチュア特撮とすぐわかるものだが、合成技術のレベルが高く、大変な迫力である。
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