タイトルは何となく目にしつつ、観るのは初めての法廷コメディ。
ラルフ・マッチオも出てるけど、映画のムードは完全にジョー・ペシ ペースで進行。
えっ、これマフィア映画じゃないよね⁉︎って目を疑うような、チンピラにしか見えない出で立ちのビニーw
彼が弁護士だなんて、その設定だけでもシュールで可笑しくて〜!
ビニーと常に行動を共にするフィアンセのリサ(マリサ・トメイ)がまたいいスパイス。
時代感溢れるどぎついファッションやメイクも相まって安っぽい存在感だったのが、クライマックスの法廷シーンで意外なギャップを見せつけてくれて痛快!このシーンはほんとスカッとした☆
90年代のマリサ・トメイって何本か観たけど可愛くて輝いてるなぁ。
重厚感はゼロだけど、法廷劇としてのベースは結構しっかりしてて侮れない。
判事とか国選弁護人とかのキャラがアク強すぎなのも見入ってしまったポイントw
NYから来た気迫たっぷりなイタリア系 VS 南部(アラバマ)の超保守的なアングロサクソン系、
という構図も、文化やアクセントとともにあからさまに対比してあって面白い。
マフィアものにしても『ホーム・アローン』や本作みたいなコメディにしても、ジョー・ペシの醸し出す胡散臭さってやっぱり最高♪