とし

彼岸島のとしのレビュー・感想・評価

彼岸島(2009年製作の映画)
3.0
松本光司原作の漫画を、映画化です。私、原作は未読です。主人公の明役は、仮面ライダー電王でラスボスやってたカイこと石黒英雄。仲間の中には、仮面ライダーカブトでラスボスやってた三島正人こと弓削智久もいました。何だこの、ラスボス祭りは(笑)。

高校生の宮本明は、謎の女から行方不明の兄・篤が生きている事を知らされる。そして女の誘導で地図にも載っていない島…彼岸島を訪れた明とその仲間は、その島に巣食う吸血鬼の存在を知る…という内容です。

原作を知らないだけに、もっとホラー映画みたいに逃げたり抵抗したり…かと思っていたら、後半なんか戦闘シーンばっかり。展開が、ちょっと途中で飽きちゃいますねぇ。

吸血鬼の血が体内に入ったら、自分も吸血鬼になっちゃうのに、武器…日本刀を選択するのは、何か間違っていませんか?明、雅(吸血鬼のボスの名です)の血が流れた刀で斬られていたけど、あれは何でセーフなの?

というか、あんなにボートあるんだし…。島民、島からとっとと脱出しちゃえば良いんじゃね?!しつこく島に残ってレジスタンスとして活動って、どうやって食料とか確保してるんだ…。吸血鬼側も、あんなに小さな島なんだから、とっととアジト見付けて襲っちゃいなよ!

ラストも、いかにも「いつでも続編作れますよ!」と言わんばかりの展開なのも、ちょっと…。うーむ。
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