宇宙人が出てきて少年との交流を描く感動モノかと思ってたが、中盤以降の展開から、 え?こういう映画だったの?とちょっとビックリ。
前半の少年達の映画制作、少女との恋の場面はふと出てくる風景の美しさと相まって「あー、こんな青春を過ごしたい」と今更感じる程、キラキラしててとてもいい。何ならずっとこういう映画でもいい。
特にエル・ファニングがキュートで、ゾンビメイクをしていてもかわいい。
中盤から終盤にかけて、まさかのモンスター展開になっていくが、前半のフリ、少年達のキャラ付けがハッキリしていないので、後半のアクション展開になってもカタルシスは生まれず…。
そして展開自体も唐突感があって、色々と雑…。
前半と後半を繋ぎ合わせただけのようになってしまっていたのは残念。
でもこの映画が大好きという人の気持ちも分かる。
雑な部分も多いが、魅力もたくさんある映画だと思った。
エンドロールのゾンビ映画は最高!
ここは作品内で撮影してた場面を思い出しながら観られて、本編以上にしっかりとした前フリが効いてるのが何とも(笑)
スピルバーグが絡んでる映画でロメロの名前が出てくるのが何とも感慨深いなあ。
それにしても、どうしようもない会社だな、ロメロ化学(笑)