もじゃ

SUPER 8/スーパーエイトのもじゃのレビュー・感想・評価

SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)
3.0
エル・ファニングは幼くとも存在感抜群。

70年代末アメリカの列車事故にフィルム映画撮影中の子供たちが遭遇。積荷の秘密は何?彼らはどう巻き込まれて行く?
ローティーンの子を集めた冒険ものはワクワクする。撮り方もとてもスピルバーグ的。ETみたいな。それぞれのキャラクターや役割があって仲がいいし、掛け合いも楽しい。
これで映画の尺で画面が保つのは凄いことだと思う。
エル・ファニングが可愛らしいのは言うまでもないとして、ジョエル・コートニー君もまたかわいい男の子だ。子役が上手く育つかいつも心配だけど、「キスから始まる物語」でいい感じなのを見てるので安心。
映像は80年代ぽい?というか暗い所でも光量十分で見やすい。もちろん現在の機材の解像度で事故シーンは大迫力。なのに怪物だけが見えない。
お話としては、序盤でかなり期待させたのに以降は盛り上がらなかった。ドラマの第1話の後ろに最終回のラストだけくっつけたような作りに見えた。心の距離を縮めるのがテーマだと感じられたけど、プロセスが物足りない。
期待させるクオリティなだけに勿体無い作品。
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