人生の無駄遣い

ダーウィン・アワードの人生の無駄遣いのレビュー・感想・評価

ダーウィン・アワード(2006年製作の映画)
3.3
『ダーウィン賞』
自分でアホなことをして
死ぬ、もしくは生殖機能を失い
後世にアホな遺伝子を残さないことで
人類の進化に貢献した人に贈る皮肉な賞。

本作はそんなアホな連中を題材にした作品

※ダーウィン賞は実在しており
亡くなられた方を一部揶揄する表現があり
不愉快になられる場合がございます。


警察のプロファイラーである主人公は
卓越したプロファイルで犯人を特定するが
血を見ると気絶する血液恐怖症で
犯人を取り逃がしてしまう。

警察をクビになった主人公は
自身のプロファイル能力を活かし
保険の事故調査員の面接に行く。

保険会社では
常識では考えられない事故の保険料で
毎年多額の出費をしていた。

そこで主人公とヒロインが
事故の原因を調査し、保険適用外か精査し
会社の利益を守る任務に挑む。
対するは奇想天外の
まさしく“ダーウィン賞”な案件!

果たして主人公たちは事故の真相を
見つけることが出来るのか!?


常識はずれなイカれた連中と
どんなことでも分析する堅物主人公の
ブラックユーモアな作品。

信じられないような出来事を
ガリレオ的に解決していくうちに
徐々に発想がイカれてくる主人公と
そんな主人公に辟易しながらも
惹かれていくヒロインの恋模様が素敵。

題材が題材なので
少し好き嫌いはあるかもしれませんが
とても面白い作品でした。

内容も決して
ダーウィン受賞者を揶揄するだけではなく
何故彼らはそこまでしてしまったのかを
きちんと描いているので
私は気になりませんでした。


ちなみに私のダーウィン賞は

幼少期に父親の運転する車の窓から
顔を出して外を眺めていたら
パワーウィンドウを父親に閉められ
首が挟まって死にかけたこと


私「風気持ちぃ〜😆♩」
父「〜♩」パワーウィンドウポチッと

ウィ〜ン
私「グエェ😵」
父「!!?」
人生の無駄遣い

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