siorinn汐鈴

ラースと、その彼女のsiorinn汐鈴のレビュー・感想・評価

ラースと、その彼女(2007年製作の映画)
3.3
ララランド鑑賞後に観て、ライアン…
なんて演技の振り幅が広いの…本当に同じ人なのかと…

物語の冒頭は、あのラブドールを連れ来た時点では、兄夫婦(しかも兄)目線でラースのことを見てしまっていました。

ただ、女医(パトリシア・クラークソン)のカウンセリング後からの、町のおばあちゃん達の反応や言葉を見て、ああ、そんなんだなと。
それをひとつの個性と考えると、ラース、なんて素敵なのだろう、と。

それに伴って深い心の傷とはなんと癒し難く、切ないものなのでしょうね。

ひとりの青年の成長、町の人たち、職場の同僚達の人を思いやる優しさ。
そんな人たちに囲まれるラース、君もまた善き人なのだよ…
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