アカデミー賞脚本賞にノミネートされた､ライアン･ゴズリング主演による2007年のアメリカ映画
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ラブドールが恋人っていうと､是枝裕和監督の｢空気人形｣を思い浮かべるが､あれは純愛を描いた文学的な雰囲気を感じる作品だった｡｢空気人形｣では､ラブドールに命が宿っていたが､この作品ではラブドールはラブドールのままだ｡主人公のラースとラブドールのビアンカ､それを見守る人たちによるヒューマンドラマとなっている｡
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なんでそのラブドールを選んだんだって思いながら､コメディ路線にいくのかと思ったら､心に傷を負ったラースを癒すために､町中の人たちが協力するというハートウォーミングな展開だったからびっくりした｡題材は奇抜かもしれないけど､これはすごく感動的なドラマだった｡
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ラースを演じたライアン･ゴズリング｡｢16歳の合衆国｣｢きみに読む物語｣など､印象に残る演技を披露してきた若手実力派俳優だけど､この作品の演技もよかった｡心に傷を負いながらも､変わろうとする姿を繊細な演技で表現していたと思う｡
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それにしても､ラブドールを題材にした映画は面白い｡すごいぞラブドール｡こうなったら買うしかないぞラブドール｡ただ､海外の精巧に作られたラブドールは､猥褻物扱いらしいので輸入できません(笑)笑えるぞラブドール｡
