FumiyaIwashina

ウルヴァリン:X-MEN ZEROのFumiyaIwashinaのレビュー・感想・評価

ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年製作の映画)
3.4
ウルヴァリンスピンオフ一作目。ローガンは兄のビクターとともに国に尽くすが、過激な方向へと進む兄と決別。しかし、穏やかに暮らすなか、突然現れたビクターに妻ケイラを殺されたローガンはストライカーによってアダンチウムを注入され、最強のミュータント、ウルヴァリンになる。
前三部作とのつながりも随所に楽しめる仕切り直しの作品。後のデッド・プールのウェイドも出てきて、色々楽しみが見つかる。
しかし、映像もきれいになり、ストーリーもローガンに絞ってすっきりしている割にはもったいなさを感じる。アクションシーンの詰めの甘さもそうだが、味方になったり、敵になったりの展開が速すぎて、あまり一人一人のキャラクターに感情移入できない。また、このシリーズお得意のキャラの使い回しによってミュータントは全然死なないから、あまりバトルにも緊張感がでない。