最終章の後編。時系列的には一番最初にあたり、なぜ、剣心は倒幕運動に参加し、人斬り抜刀斎と呼ばれるようになったのか、そして、頬にある十字傷に隠されたストーリーとその鍵を握る雪代巴との生活がえがかれている。
ストーリー自体は前編で大まかにはわかっており、観る方としては結末がわかった状態で進んでいく最終回。しかし、この順番での公開は見事。最後の最後に剣心が抱える悲しい過去とその痛み、そして意志の強さが明らかになる。
このシリーズのヒロインと言えば、武井咲だが、最終章2作の有村架純はものすごい存在感。
あたり一面を覆う雪の白と生々しい血の赤とのコントラストも見事。
