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チョコレートのJINのレビュー・感想・評価

チョコレート(2001年製作の映画)
3.8
ハル・ベリーがアカデミー最優秀主演女優賞を獲得した作品。
のっけから静かにシリアスにそして衝撃的な事件を淡々と描いているので、気分は自然と重いものになる。
痛みで言うと鈍痛。
エピソードの中には根深い人種差別の問題と親子の愛の問題を含んでいる。
 
そのことがところどころでチクチクチクチク刺されたような感じに襲われるねんなあ。
 
それが言葉にしにくくて、もっと感覚的に感じる部分があると言うか…この感情を言葉にしちゃうとなんか陳腐なものになっちゃいそうでねえ。
 
それに何と言ってもハル・ベリーの濡れ場が大胆すぎた!!
シリアスな映画やから、そういう濃厚なシーンは無いと思ってたら嬉しい誤算(笑)
それが普通の映画にありがちな綺麗なベッドシーンなんかじゃなくて、やけにリアルで目が釘付け!
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何はともあれちょっと苦めのストーリーやけど必見。
観終わった後不思議な感覚に陥る。
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