さとし

ニキータのさとしのレビュー・感想・評価

ニキータ(1990年製作の映画)
3.3
これはジャン レノが登場するまでかなり退屈しました。久々にミニシアター系のアクション映画を見た気がします。
リュック ベッソンは「レオン」の監督や「TAXI/タクシー」の脚本を手がけたことで知られていますが、この作品は正直3時間前まで知りませんでした。

まさかリュック ベッソン作品とはジャケからすると女性ヒロインがタフな世界でいろんな試練を乗り越えかつ派手なアクション満載な感じを期待させるような雰囲気でした。確かにいろんな試練を乗り越える部分はありましたが、派手なアクションは少なめでした。

開始40分くらいで厨房で銃撃戦、1時間15分で狙撃シーンがあって1時間30分のところでジャン レノが登場して美味しいところをすべて持っていった感じです。それ以外少なくとも男性目線で見どころはないですね。

ラブストーリーはありきたりですし、わざわざスーパーのレジ係出なきゃならない理由が見つからないですね。でも、思ったのは主演の女性のヘアスタイルはボサボサよりはストレートヘアの方が良かったです。

ジャン レノはこの頃がピークでしたね。この作品の4年後に「レオン」があってその2年後にデ・パルマ版「ミッション インポッシブル」ですから今作が伝説の始まりと言っても過言ではなさそうです。そういえば、だいぶあとですが、「WASABI」なんて映画に出てましたね。懐かしいです。

何となくですが、リュック ベッソンの作品に登場する女性ヒロインはサイキデリックというか、パンクロックが好きそうな人たちばかりですね。強い女性像を描くのが好きなのでしょうかね。
いいことですけどね。

全体的に無駄な要素が多かったので評価は低くなりそうです。恋敵対決もいいのですが、この作品をもう一度見るのと「レオン」を3回見るのとどっちがいいかというと「レオン」の方を選びます。
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