ばーとん

柳生武芸帳 片目の十兵衛のばーとんのレビュー・感想・評価

柳生武芸帳 片目の十兵衛(1963年製作の映画)
2.0
荒唐無稽な時代劇だが自分は剣劇モノに不案内なのでこの映画の良し悪しを判断するには知識が少ないが、近衛十四郎という人は剣劇の名人だそうで、なるほどなるほど…

夢想権之助、宝蔵院胤舜、長野無楽斎という名うての剣豪が三人揃って十兵衛の行く手に立ち塞がるという剣豪の無駄遣い感が凄い。一対一の剣の対決はラストの夢想権之助との決闘のみ。(しかもそれまでにも散々小競り合いしてる)全編通して大立ち回りが多く剣豪モノとしてのワクワク感は少ない。

とにかく敵が多すぎて何が何だか分からなくなるほどなんだけど十兵衛打ち獲った!いや違う偽物だ!の連続でいったい何人影武者使うんだと。1回2回ならともかくコレを何度もやるのは反則だと思うんだけどこういうジャンルではアリなのかな。新井茂子という女優さんを初めて見たんだけどすごく可愛いかった。
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