ぜん

フォレスト・ガンプ/一期一会のぜんのレビュー・感想・評価

4.1
[発達障害で頭が弱いが、誠実で真っ直ぐな人生を歩む男の人生]

「人生はチョコレートの箱のようなものである。箱を開けるまでは分からない」

主人公フォレストの母親の言葉である。
この言葉に従ってフォレストは真っ直ぐ自分の心と一歩踏み出したことにより掴んだチャンスに従って一生懸命生きていく。
ある時はベトナム戦争の兵士、ある時はエビ漁船の船長に

この映画はやってみないと分からないことを教えてくれます。やりたいことがあり、最初は困難にぶち当たりやめたくなっても信じて続けることでいつかは成功できると思いました。

何かに挑戦する時は失敗することを恐れて躊躇するかもしれない。しかし、やらないで後悔するより、思い切って箱を開けてみたほうが上手くいくことが意外と多いのかもしれない。やる価値のあることだったら周りから変な目をされたり、無理とかいわれても飛びこんでいく人生を送りたい。どうせ死んだらその時の恥じらう気持ちなんてちっぽけなものだから。

またフォレストはやったこと全てが上手くいっているように見えるが、目の前のことに全力になり極めるところまで極めたからだ。またフォレストは恐らく自分の人生を振り返って幸せだったというだろう。

フォレストは自然と幸福になる生き方を知っていたのかもしれない。億万長者になった後最低限の富以外は他に寄付したりして周りの人の幸せのために使っていた。またその前も自分の利益を追い求めるのではなく、人のために動くことができる人間であった。

スティーブ・ジョブズが死ぬ前に残した言葉がある。
「人生において十分にやっていけるだけの富を積み上げたあとは、富とは関係のない他のものを追い求めたほうがいい」
ジョブズは社会的に見たら成功者だ。しかし、死ぬ直前この言葉を残している。
私はフォレストのような周りの人をどれだけ大事にして幸せにできるかが、結局自分自身の人生の幸福に繋がるのではないかと思いました。

またこの作品ではアメリカという国の歴史の勉強にもなる作品でした。

不朽の名作!いい映画でした!
ぜん

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