広島カップ

恋におちての広島カップのレビュー・感想・評価

恋におちて(1984年製作の映画)
2.3
音楽が気になってしまいます。
家族持ちの中年男女の不倫話なのに優しく明るい音楽が二人を後押ししちゃってるのが作品の開始からあって、ホントかよ?って思います。

そう思って観ていたら途中からは、きっと上手く行かない二人の切ない思いを後押しして来るんだよなぁと変わってきて……

と思ってその先を観ていたら最後は…

両人双方の家族としてはふざけんじゃない(わよ)でしょう。

音楽はデイブ・グルーシン。
音楽をどういう方向性で行くかを決めるのは監督との協同作業なのでしょうが、優しさ一辺倒で行って失敗したのは明らかで作品に浅さをもたらしました。
欧米は離婚に対して寛容なんですね。
向こうではこういうトーンの作品でも奇異に感じないのでしょうか。
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