TakashiM

スパイダーマン2のTakashiMのレビュー・感想・評価

スパイダーマン2(2004年製作の映画)
4.3
ノーウェイホームを、より楽しく「もう一度」観るために、スパイダーマン過去作を一通り観ることにした。
トビー・マグワイアの1は過去観賞済みなので、ネタバレサイトで復習。
よって、本作より過去作振り返りの旅へ!


トビー・マグワイアのピーター・パーカー。
こいつも、とーーっても愛したくなるキャラだった!
トム・ホランドのスパイダーマン同様、普通の生活とスパイダーマンとしての使命の間で揺れまくるのだが、こっちのほうがより孤独であり、「親愛なる隣人」である姿が、より切なく描かれている。

そしてとてもシャイであり、生真面目で不器用で、正義感が強い。
そこに孤独がプラスされるので、一人で悩む姿が多く、それがまた強烈に同情を誘う。

彼を理解し、生活を手助けするような存在は無く、授業にもデートにも遅刻ばかりしてしまい、またその言い訳も上手く出来ない。
普通の生活が破綻をきたし、一度はスパイダーマンを辞める覚悟を決めるものの、そこから立ち上がり、這い上がる姿は心震えた・・

ノーウェイホームで「チームプレーはしたことがない」と言っていたのを思い出す。その言葉の重みを、改めて感じる。。

バトルシーンは、スターク・インダストリーズの技術提供のあるサム・ライミより、ずっとシンプル。
そのかわり、スパイダーアクションの躍動感が一際素晴らしく、疾走感が半端ないねー!
友人にも環境にも、トム・ホランド、恵まれてたんだなあーと。
(それが結局リセットされてしまうわけですが)

と、こうやって比較しながら観るのは、とってもとっても楽しいっす!
TakashiM

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