KUJIRA

塔の上のラプンツェルのKUJIRAのネタバレレビュー・内容・結末

塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ディズニー王道のプリンセス物。
ただ守られてるだけの、か弱い姫では無い。
強いのか弱いのかは、よく分からない。


絵的には、最近のスタイルに近い。
ラプンツェルの顔が綺麗で可愛い。
髪の表現が素晴らしい。本物よりも本物っぽい。CMみたいなツヤツヤの髪。
これは、女子に人気なのも頷ける。

ずっと塔に閉じ込められていたとは思えない社交性の高さ。説得力は無いが、キャラとしては好感度が高くて良いと思う。

髪を切った後も、とても素敵。
髪の色が変わってしまったのに、あっさりプリンセス認定されたのはご都合主義に感じる。何一つ証拠が無い。

ユージーンはどうなんだろうか。
ずる賢い泥棒と言う設定なのに、昔の王子様キャラと変わらない。
妙に明るく素直。説得力は無いが、キャラとしては。

馬のマックスとカメレオンは、話せない中で、うまくコミカルさを出せている。
カメレオンは反則的にカワイイ。

魔女は、ただラプンツェルを利用していただけなのだろうか。
あんなに綺麗で真っ直ぐな女性に育ったのに、愛情が無かったなんて事があるだろうか。
母親としての情を垣間見せるシーンがあれば、深みのあるキャラになったのでは。

酒場の連中も、何故味方してくれるのか伝わって来ない。

ラプンツェルが良かった。以外に、印象が残らないかもしれない。
その分、気楽に観れるし、子供でも楽しめる。
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