KUJIRA

オッペンハイマーのKUJIRAのネタバレレビュー・内容・結末

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

IMAX鑑賞

さり気無く豪華キャストが続々と登場する。
キリアン マーフィー
マット デイモン
ロバート・ダウニー・Jr
フローレンス ピュー
エミリー ブラント
ラミ マレック
ケイシー アフレック
デイン デハーン
ジェイソン クラーク
ケネス ブラナー

ジョシュ ハートネットとエアエンライクは気付かなかった。

特に、マット デイモンとフローレンス ピューが圧巻だった。
相変わらず演技が細かいイケオジ過ぎるマット デイモン。
唯一無二の色気がダダ漏れなフローレンス ピュー。

俳優陣の演技は素晴らしかった。


残念ながら、話に集中出来なかった。
登場人物が多過ぎる。
話が駆け足で進む。
説明台詞が無い。

当時の話を一通り知ってる前提の作り。
シリーズ物を途中から見てる様な置いてけぼり感。

原爆開発の苦労話。
チームで課題を乗り越えて行く様。
大量破壊兵器を作ってしまった苦悩。
そう言うものを期待していた。

小難しい用語は沢山出て来たが、技術的な課題を乗り越えていく描写は無かった。
チーム感も無く、個人個人バラバラ。
大量破壊兵器への苦悩もイマイチ。
悩んでるし苦しんでるけど、人間不信の要素が大きい。

原爆の威力は描写が足りない様に思う。
勿論、オッペンハイマー自身が目の当たりにした訳では無いので、不自然では無い。
その事を事前に理解した上で、やっぱり物足りなかった。

終盤は裁判みたいな展開が続く。
これじゃない感。
しかも、裁判ではないから反証も判決も無い。

正義の偉人
核兵器の死神
悲劇の天才

結局、話にオチが無い様に感じる。


ちょくちょく差し込まれる、核反応か何かの映像が邪魔。
音もうるさいし。

それを堪能したくてIMAXにしたんじゃない。
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