群青

塔の上のラプンツェルの群青のレビュー・感想・評価

塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)
3.2
ディズニーのいわゆるプリンセスの話は正直観たことがない。ラプンツェルが初だ笑

なので単にこの作品を見ての感想を言うと、

まさしくプリンセスの話だなと。結局かい!笑

普通に女の子がいて、男と出会って、めでたしめでたしだ。

何が良いかというと単純にラプンツェルのキャラ。毎日見上げる空は同じ場所。会う人はラプーーンツェール♪髪を下ろしてー♪のお母さんだけ(これが吹替だと妙にツボ)
視聴者は冒頭にラプンツェルがなぜ塔の中にいるのかとか、悲しい境遇を知っているから最初から感情移入出来るのだ。なので無条件に応援してしまう。
流石ディズニー。

だがこれだけだと普通のプリンセスストーリーと変わらないが、コレに関してはその純度を出来るだけ上げることで好評を得ていると思う。

長い髪の描写はとても美しいし、明るさからくる表情が豊かでたまらん。彼女が悲しくなればこっちも悲しくなるし、楽しそうにしていればこちらも楽しくなる。彼女は周りを元気にさせてしまう不思議な魅力があるな。
吹替のしょこたんも他の作品で吹替を練習しているためか違和感はないに等しい。歌もやってくれたらなぁ。

フリンは徹底的にかっこよく描かれている。フリンのデザインについてはディズニーの女性たちが検討に検討に検討を重ね作ったそう。なんだこの熱は笑
なので非の打ち所がない完璧なイケメンと化している。優しさもあり盗賊らしい少し意地悪という、“外し”もしっかりある。

これで可愛らしいマスコットがいれば完璧なのだが、なんということかそのマスコットもいる。カメレオン!と馬!
パスカルかわいいー。爬虫類好きとしてはこれは高ポイント。個人的にはオラフより全然良い。


と、このように全方位無駄がないので問答無用で良いよね。
群青

群青