だい

格闘技世界一 四角いジャングルのだいのレビュー・感想・評価

2.0
当時の各格闘技の第一人者を紹介するドキュメンタリー。

ドキュメンタリーとしては作りが酷すぎて、
B級どころかC級とさえ言えないレベル。

テーマ性も何もなく、
ただ競技ごとの紹介映像を流してるだけ。
ドキュメンタリーというよりはプロモーションビデオに近い。

ただね!!!!
名前だけは聞いたことある伝説の格闘家がたくさん見れるのだけは黄金の価値!


ぼくが物心ついた頃はプロレスブームの真っ只中で、
全日四天王、闘魂三銃士、前田日明のリングス、大仁田厚のFMWなどを見て小学生時代を過ごした世代なので、
それ以前の選手というのは古いプロレス本、格闘技本に出てくる神話の世界の存在のようなものなのだけど、
その人たちのファイトを見れるというだけですごいことです、マジで。


まあ正直、興味ない人も出てきますけどね…

種目によって興味の有無はあるからしょーがない!


ってかさ、
ベニー・ユキーデという、
伝説中の伝説の存在だけでインパクトでかすぎて、
もはや見終わった後はユキーデのことしか覚えてないんですよねえ。

伝説の格闘家だからワイルドな人を想像してたけど、
現代的なイケメンだったわ。
びっくり。



ムーディでシティ感のある主題歌が、
絶妙に内容とミスマッチなのが逆にカオス感あって最高です。

ぼくが物心ついた頃には、
もうあまりパトスの溢れる社会ではなかったので、
パトスが文化だった昔の時代が羨ましいのかもしれない。
だい

だい