ウチの高校生になる息子の部屋に、赤ちゃん時代にあげた犬のぬいぐるみや、車のおもちゃがまだ置いてある。親戚に小さい子がいるので、あげようか？と言うと、ダメだと言う。
もう遊ばないけど、小さい頃からそばにあるモノには、やっぱり愛情が湧いてるんだろう。
この映画もウッディ達の持ち主、アンディが成長してしまい、彼等とは遊ばなくなってしまった時の物語。
なんとなくのあらすじは聞いていた。最後号泣してしまいそうで、観るのをずっとためらってた。
…ほらやっぱりダメじゃないか😭
おなじみのキャラを観ると、嬉しくなる。ウッディにバズライトイヤーだ。久しぶりに会うなぁ。
でも映画は、今までとは少し違うテーマとなっている。
ウッディ達も、アンディが成長して遊んでくれない事はわかってる。屋根裏にしまわれるか、新たに遊んでくれる子供を見つけるか、ゴミになってしまうのか。観てる側は当然、おもちゃ目線になるので切なくなる。
仲間割れ、助け合い、おもちゃ同士の戦い。ミッションインポッシブルのオマージュシーンもあったが、1、2を遥かに凌ぐ、スパイ映画の様なスリルと興奮、友情物語で話が進む。笑いもありで文句なし。CGも時代が進んで、レベルアップ。
超安定のピクサーなので、面白くない訳無いと期待MAXで観たが、間違いなかった。
アンディは、子供の頃はあんなに悪ガキだったから、もう少し冷たいヤツかと思ってたけど、立派に成長してるじゃないか。おもちゃ目線と親目線が入り乱れ、涙腺が崩壊するしかないじゃないか。
色々考えさせられるところも多いですが、とてもいい映画を観た、という気持ちになります。
ゲストのCGトトロは、素晴らしい！
