子供のころは男の子なので(今でも・・😅)、リカちゃんやバービー人形を保有することはなかった。でもGIジョーもなかったけど。もっぱら超合金ロボや、トミカ、プラレール。
見る前はトイストーリー的で、さらにもう少しおちゃらけなのかと思っていたが意外や意外、割とジェンダーに対してふざけながらも問題提起している。まぁポスターがあれだけポップならばしょうがない。
下記少々ネタバレあり。
ブレードランナーやラ・ラ・ランドのライアン・ゴズリング。割りと真面目キャライメージがあったが、この映画で総崩れ。こんな軽いノリのマッチョキャラになるとは。
マーゴット・ロビーは、ハーレイ・クインイメージが強いが、どちらかというとこの素の感じの雰囲気がとてもかわいい。いやー俳優ってすごいなー。
ストーリーは、バービーワールドとリアルワールドが交錯し、バービーワールドが崩れ始める。バービーがリアルの人間とともに、元のバービーワールドを取り戻すという話ではあるが、バービーが発売されたころは理想の女性像であったが、今や多様性の現代もうバービーは女性の理想ではないと、宣告されてしまう。この辺りが割りと衝撃的だった。
当時同時期に公開されたオッペンハイマーと合わせて、バーベンハイマーとして、日本がディスられたと話題にもなった。ふざけた投稿は謹んでほしいが、それでこの映画の印象が悪くなった人もいるかもしれない。ただ映画としてはコメディ要素は強いが割りとマジメなので、見れば映画の印象は変るハズ・・・。