”interval”
今や３時間近くの映画なんて普通にあるが、インド映画では通常３時間程度の映画が多く、途中で15分程度インターバルが入るそう。この映画でも例に漏れず途中で”interval”と入るのだが、日本の劇場では休憩なしだったらしい。(ビデオで見たのでいつでもインターバル可能・・）
私も初のインド映画。
ハリウッドや邦画とも違う、ものすごい力づくのアクション満載の映画。
時代背景はインドがまだイギリス統治下時代の1920年。
まぁイギリス人が、ほぼ救いようがないぐらい悪者に描かれている。
映画は、３時間が気にならないぐらいのぶっ飛ばし感。
ナートゥダンスも見応えあり、ほぼ物理現象を無視したワイヤーアクション、後半ランボーを見ているかの様な展開、ワイルドスピードのドムもびっくりの不死身な体。ちゃんこ鍋あらず、ちゃんこカレーと言うべきなのかてんこ盛り状態。ツッコミどころも多いのだが、この勢いの前には、そんなことどうでも良くなる。
気になったのは、ヒゲのおっさん同士が、そんなに急に恋に落ちたかのように深い友情になるのか、こればっかりは文化の違いもあるのでよくわからないが、ちょっと感情移入できない点だった。
それでも日本でもヒットし、曲はインド映画初のアカデミー賞の歌曲賞部門で受賞している。意外にも言葉の違和感もなかったので、十分楽しめた。
