今やドジャーズといえば、エンゼルスから移籍してきた大谷翔平や野茂英雄が在籍しており、日本人からすると親しみがあるが、この映画はまだロサンゼルス・ドジャースの前身であるブルックリン・ドジャースで1947年での出来事。
この映画はアメリカの代表とするスポーツ、メジャーリーグを舞台に、戦後アメリカ国内でも人種差別という問題を抱え、それを乗り越えた黒人選手ジャッキーの物語。
野茂、イチロー、大谷、今ではメジャーリーグでの日本人の活躍も素晴らしいが、当時の彼らから見れば言えば有色人種になる。
今や”42”は全MLBの永久欠番。そして毎年行われる4/15の試合では全選手が42の背番号をつけてプレイする。
「ドリーム」でも人種差別を乗り越えて、ロケットの打ち上げを成功させた物語があるので、歴史を変えていくのは、世間の声に飲み込まれないこういう人間なんだな、改めて偉大な功績だったんだと思う。
GMにハリソン・フォードを起用しているが、何とも贅沢。ハリソンが出演していることで、画面に説得力がでる。やっぱりオーラの違いを感じる・・。
チャドウィック・ボーズマンは、後にブラックパンサーにも出演するも、ガンでこの世を去ってしまう。いい俳優だったのに・・。
歴史的な背景を知っておく意味でも、見ておくべき映画。
