ちまたでウワサの胸クソ映画、しかもオーストリアの映画ということで前から気になっておりました。
この映画、文字通り ファニー な ゲーム のお話でした。
バカンスで湖畔の別荘にやってきた善良な一家3人が、サイコ野郎どものサイコなゲームの餌食になるというお話です。
女、子供、おかまいなしにサイコ野郎どもが、やりたい放題にサイコの限りにゲームを楽しむ、まさに彼らにとってのファニーゲーム " 愉快なお遊び " で、キチガイ街道まっしぐら、救いなんてものは一切ない、なので、サイコ野郎ではない普通の人にとっては、この上なく不愉快で胸クソ悪く感じること請け合いです。
まあこのサイコ野郎ども、最初は普通の人を装って「すみませ~ん、タマゴ分けて欲しいんすけどぉ~」と接近してくるんだけど、もうこの時点から、目つき、しゃべり方、身のこなし、怪しさプンプンで、うわっ、こりゃ関わっちゃダメな人だぁって感じなのに、善良な奥さんは親切心からタマゴを分けてしまい、あれよあれよとサイコ野郎どものペースにはまっていきます。
その後の展開は、ひたすらサイコで無惨としか言えません。
ただ、意外に直接的な暴力描写やグロ描写は少なくて、射殺のシーンも音だけとか、発砲する側の姿が映っているだけとかで、想像させることで恐怖をあおるって感じの作りになっており、自分的には、そこにもイライラさせられたっぽい。
そこまでやっといて、とどめは見せないんかーいって感じで。
ラストもこれまたいわゆる鬱ラス(鬱なラスト)というか、観る側を不愉快にする終わり方でして、ホントどこまでもサイコ野郎どものファニーな映画なのね、と思いしらされたのでした。
ということで、サイコ野郎好き、胸クソ好きな人にはおススメです!
。。今年最後の映画がこれになるかもしれないと思うと、、う~ やっぱ胸クソ悪いかも。(;´Д`)