ひでやん

蛇にピアスのひでやんのレビュー・感想・評価

蛇にピアス(2008年製作の映画)
3.2
吉高由里子が演じたルイは、流されやすくてカルイ女だな、と思った。

アマと出会い、その日のうちにすぐヤル。スプリットタンを見て、私もするって言う。シバと出会い、私も刺青を入れたいって言う。

カルイなあ、て思うが、ルイは舌の痛みや、背中の痛みによって生きていることを実感している女。で、シバともヤル。やっぱりカルイ。

刺青が完成したら今度は生きる意味や実感が持てず、アルコールにどっぷり浸かり依存症。もう、困ったちゃんだ。

まだ無名だった吉高由里子は、世界のニナガワにただで会えるという理由だけでオーディションを受けたという。見事、主演が決まり、体を張った演技で頑張ったと思う。劇中ほとんど裸だもん。

だけど、内容は薄いなあ、て思う。
濡れ場ばっかりやん、て。
蜷川幸雄が監督ということで、蜷川の舞台に立ったことがある蜷川組の二人がチョイ役で出てる。小栗旬と藤原竜也。チョイ役が豪快過ぎる!
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