ギズモX

耳をすませばのギズモXのレビュー・感想・評価

耳をすませば(1995年製作の映画)
2.5
こんな中学生活ありえません。

この映画を観るといつも思い出すことがある。
あれは中学三年の三学期。卒業が目前に迫っていた頃。
高校受験が終わった生徒達は自習という名の自由時間で映画を観たりして楽しんでいたのだが、当時のウチの担任は何を血迷ってしまったのか、ある時これを流してしまった。
ただでさえ受験の緊張感がまだ残っていた時期だったのに!

結果は、阿鼻叫喚、罵詈雑言の嵐 😅
みんな「受験○ちろ!」とか、「高校〇学になれ!」とか、「厨房が結婚しようとかほざいてんじゃねぇ!」などと声を荒らげ、彼らを呪っていた。
あれは怨みだったな。

でも、女子の何人かは
「どうせ最後の中学生活や!キャピキャピしようぜ!」
といった具合に、残り少ない中学生活を謳歌しようと躍起になっていたことも覚えている。

中学三年生にこれを観せてはいけません。

あと、聖司はストーカーだなと確信しているのは、今も昔も変わりません。

ジブリは苦手だ!
大嫌いだ!

実は、このレビューは三月中旬に書いたのですが、今のタイミングでこれを投稿してしまうと、ダメージを受ける人がいるかなと思ったので躊躇っていたのですが、実写化すると聞いたので、おめでとうも兼ねて投稿します。
"十年経ってもあんな性格だったら許しません!"

【余談】
この映画と『平成狸合戦ぽんぽこ』は舞台設定が同じなのと、『猫の恩返し』はプロの小説家になった雫が描いた物語であるという裏設定を聞いた時はびっくりしたもんだ。

【追記】
そういえば男子の何人かは「興味ねえ」と言わんばかりに熟睡してたのも思い出しました。
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