このレビューはネタバレを含みます
いやぁ…直球火の玉ストレートな青春映画で、年甲斐もなくキュンキュンしてしまったんですが…、なんでしょう、自分自身の無味乾燥な青春と比べた途端に胸いっぱいに広がるこの寂しさ、虚しさ、そこはかとない嫉妬…。ムスカではないが…まるで俺がゴミのようだ…。
個人的にはラースフォントリアーの映画や「ミスト」よりも断然鬱になる感じだった…。ほんといいですよね…恋して悩んで、芸術に触れて、自分だけの秘密の場所を持って、夢追いかけて…最後は婚約して、ハッピーエンド…。うん…ああああああああ!!!ぎぃえええぇええ!!!
…とまあ、呪詛の言葉を吐き散らしたが、どうやら製作陣も一部のシーンでは悶絶しながら作っていたらしいので、それが唯一の救いかな…。
ああ、やり直すためにあの頃に帰りてぇ…。帰れない。さよなら。カントリーロード。