くわまんG

パンチドランク・ラブのくわまんGのレビュー・感想・評価

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)
4.0
悪意が無邪気に勝てるわけないんだ!☆

みどころ:
ジャケットのシーン
悪気無い攻撃VS悪意の攻撃
A.サンドラーのアスペ演技
神劇伴に乗ってテンポよく

あらすじ:
8人姉弟の末っ子長男バリーは、まるで大きな子供。思い通りにならないとすぐ癇癪。反面、発想は自由で型破りで、起業した仕事もまずまず。
でもプライベートはさっぱり。いつもゲイ呼ばわりしてイジってくる姉たちも、本当は心配。事ある毎に女性を紹介。
今回のお相手はリナ、一人っ子でバツイチで落ち着いた女性。なんとバリーに一目惚れ、バリーもその気に。一気にゴールイン!?そうは問屋が…いやテレクラ詐欺が卸さない……!笑

子供はしつけなければモンスター。放っておくと、バス停で順番ぬかししたり、食事会で料理を独り占めしたりするようなダルいヤツになる。バリーは、そんなダルいヤツ。子供と同じように、思い通りにならないと永久にむずかってくる。テレクラ詐欺師が降参するほどに…笑

自分が幸せでないことに、まっっったく納得がいかないバリー。でも、バリーは大人の男と違って「ごめんなさい」が言える。

奇妙で素敵なハッピーエンド☆ジョン・ブライオンの劇伴も相変わらず神がかってましたわ♪