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トランスアメリカのharuのネタバレレビュー・内容・結末

トランスアメリカ(2005年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

父ちゃんに恋をしてしまいました…

これはちょっと変わっているけれど、正真正銘親子の絆の物語なのです。
ブリーは性同一性障害。完全に女性になれる日が近づいているとき、若気の至りで産まれた息子トビーに出会います。ヤンチャ盛りのトビーと成り行きで旅に出るのだけど、その過程で二人は絆を深め、なんとトビーはブリーに愛情を感じてしまうのです。
これがさー、ちょーわかる!ブリーかわいいんだよ!なんか一生懸命なとことか守ってあげたい感じで、ブリーからしたらトビーは息子だから真っ正面から向き合おうとしたのかもしんないけど、今までそこそこ不幸な人生歩んできちゃったトビーはハートにズキュンですよ!
ここでついにブリーは真実を告白→トビー大ショック( ̄□ ̄;)!!
当然です、だって好きな人が父親だったんですよ!母親じゃないよ、父親です!さらに一度も会ったことがなかった父親を、トビーはかなり美化して尊敬していたんですね。それが現実の父親ってば、彼の想像の枠を遥かに越えた規格外。とにかく彼の信じていたものというか、生きるために心の拠り所にしていたものがコナゴナですよ。
でもラストはやっぱ親子ってすごいなって。血がつながってるだけで互いを受け入れられる。もちろん短かったけど二人で過ごした時間から、優しさとか愛情を感じたってのもあるんだろうけど。

主演のフェリシティ・ハフマンが「体は男、心は女」にしか見えない。女優さんかよ!男かと思ったわ!てかデス妻かよ!
トビーがイケメンでステキ(о´∀`о)
haru

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