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パンチドランク・ラブのharuのレビュー・感想・評価

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)
4.0
止まらない怒り。

トイレの吸引棒を販売するバリーは、心優しき奥手な男。彼は7人の姉たちの影響で女性が苦手なのだった。ある日姉①エリザベスの同僚リナと出会い、二人は恋に落ちるが…

初対面でリナが気になるものの、なかなか自分から動けないバリー。しかしリナが積極的に押すことで、二人のラブは進展していきます。やがて奥手なバリーがリナに会いにハワイまで行ってしまうところは確かにキュンとするし、バリーはなんか可愛い。が、しかし。デート中にテンパった結果、レストランのトイレを破壊するとか、電話口でキレすぎて電話線を引きちぎり、受話器を持ったままゆすり屋のアジトに押しかけるとか、キレっぷりが元気すぎる…!
ということで、個人的に苦手意識があるポール・トーマス・アンダーソンさんの作品の中では、わりと好きな感じでした。姉①が24のクロエで、とても懐かしい気持ちになりました。
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