まぐ

グーニーズのまぐのネタバレレビュー・内容・結末

グーニーズ(1985年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

心が煤けてしまった自分には素直に見られず、いまいち感動に欠ける映画だった。
あまり良く書いていないので好きな方は読まない方がいいです。















突っ込みどころ満載、という言葉もこの映画にとってはナンセンスだとわかっているものの、あまりに突っ込みどころ満載。
せめて、財宝を守る大海賊の仕掛けをもう少し苦労して突破してほしい...
ごく普通の子供が、ごく普通に進んでいて突破できるような仕掛けにはワクワク、ハラハラできなかった。
「選ばれし子供が特別な方法で突破する」「ごく普通の子供が知恵と勇気でディスアドバンテージを補い突破する」どちらかでないと長年財宝を守ってきた仕組みに説得力がない。

また、脚本が散らかっていた印象。例えば悪党を悪く見せたいときは悪党に集中させる。醜い顔の男はおデブが捕まった時に出してほしかった。どちらの恐ろしさも際立ったと思う。悪党が出ている時に醜い顔の男の監禁部屋も見せてしまったから、結局恐怖よりハテナの方が大きくなってもったいない。
子供たちのモチベーションでもある家を守る、というのも、見せ方によりあまり重大に感じられない。序盤で集中して深刻さを見せてほしかった。

もちろん、そんなの関係ねえ、ロマンがあって見ているだけでワクワクしてくるだろ、楽しいだろ!という人がいるのもわかるが、あくまで自分は感情をゆさぶられなかった。暇な日に仲のいい人とゴロゴロしながら流し見するくらいであれば丁度いいかもしれない。
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