PANDADA

食人族のPANDADAのレビュー・感想・評価

食人族(1981年製作の映画)
2.0
「ブレア・ウィチ・プロジェクト」や「クローバーフィールド」のようなフェイク・ドキュメンタリー映画の元祖とされる作品。

アマゾンの奥地、「緑の地獄」で消息を絶った撮影クルーを探すモンロー教授は現地部族と有効関係を築くことに成功し、彼らから撮影クルーの遺品であるフィルムを入手する。そこに写っていたのは、、、というお話。

フェイク・ドキュメンタリー作品の元祖とされますが、そこまでリアリティのある作品ではないですね。
教授が絡む部分が明らかに「映画」です。

後年の他作品はその教訓から、「映画」部分を省くようになりました。

後半からのドキュメンタリー部分はかなりグロく出来るので、苦手な方にはお勧めできません。

また「フェイク・ドキュメンタリー」というジャンルだけじゃなく、「カニバル・ホラー」というジャンルを開拓することにもなりました。

2013年公開の「グリーン・インフェルノ(イーライ・ロス監督)」も本作をモチーフにしています。

そういう意味ではやはり名作なのかな。
オススメはしませんが。
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