トランスマスター

ディック・トレイシーのトランスマスターのレビュー・感想・評価

ディック・トレイシー(1990年製作の映画)
2.0
♯151 新聞連載のアメコミ

舞台は1940年頃の大晦日の犯罪都市
主人公は黄色装束の刑事
ディック・トレイシー
相棒は孤児の少年キッド
ヴィランは検事も買収するほどの資金力を持った博徒系マフィアのボス
ビッグ・ボーイ。

ビッグ・ボーイは街を牛耳る為にマフィアの連合を作り、トレイシーの買収も試みるも失敗して、トレイシー暗殺をアウトソーシングします。対するトレイシーは婚約者のテスから警察の現場ではなくデスクワークに異動して欲しいと懇願されるが、信念を貫く為にマフィアを取り締まる日々を送る。
また警察とマフィアの全面対決に第三の勢力顔無しのトレンチコートの男も加わり三つ巴の戦いが繰り広げられるのだった。

◆良い点/注目ポイント
・特殊メイクで識別困難ですが、アメコミ映画にも関わらず
ビッグ・ボーイ→ アル・パチーノ
その情婦→マドンナ
ビッグ・ボーイの連合を離脱するボス→ ジェームズ・カーン
ビッグ・ボーイの手下→ダスティン・ホフマン
という豪華な顔ぶれ。
・背景の絵画と実写映像の融合が、アメコミ独特の世界観を表現しています。
・トレイシーは、婚約者のテス一筋の筈が、マドンナの魅力に翻弄されてキスしまくりです。

◆改善点
・アル・パチーノは、特殊メイクをしなくてもオールバックでタキシードを着れば誰が見てもマフィアです。

◆総括
・2023年のラストをこんなつまらない映画で飾ってしまいました。

2024年はシリーズ物を制覇していきます。

🔳2023年トランスマスター・アワード
(正しい発音はアウォード)

1位『MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』

2位『フェイブルマンズ』

3位『テトリス』

4位『ノースマン 導かれし復讐者』

5位『ボイリング・ポイント/沸騰』

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来年も宜しくお願いします。

-2023年151本目-