あやに愛しきの作品情報・感想・評価

『あやに愛しき』に投稿された感想・評価

上林暁の「聖ヨハネ病院にて」他数編を新藤兼人が脚色、宇野重吉が監督した。劇団民芸製作、独立映画配給の宇野監督デビュー作。長年の貧困と苦労のため、病床に伏す妻(田中絹代)。徐々に狂気まで宿す。作家は病…

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うーん、病気の田中絹代のシーン、あんなおどろおどろしい演出にしなくてもいいんじゃない?と思った。キャストが豪華で、特に芥川比呂志が作家の役なんて胸熱。

「俳優が監督するとき」@シネマヴェーラ渋谷
4.0
宇野重吉作品。時間が進むごとに精神が病んで行く田中絹代さんの演技が凄まじい。売れない小説家の夫を演じる欣晋三も魅力的。昔の精神病院の様子やその家族周辺の人間関係も興味深い傑作。
一
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田中絹代が分裂病の話。初めのほうのカメラがぶれまくる錯乱演出や精神病院に足を踏み入れるときの禍々しすぎる音楽やわりと悪趣味な患者の描写にはわくわくした。旦那で売れない小説家の信欣三が熱く文学語り出す…

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3.5
この映画、コメントや鑑賞歴が少ないので驚きでした。イイ映画ですよ、キャストも豪華な方々ばかりで…。是非!

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