昔観た時のしみじみとした好さをあまり感じられなかった。こういう初期ジム・ジャームッシュぽいオフビートな映画(なのに色々贅沢)はこの時代までしか作れないものだったのかもなと思った。日本人がエグゼクティブ・プロデューサーてのも。
でもシーモア・カッセルはやっぱり好い。彼のアップの陰影も好い。特にダンスのステップ踏むシーンは素敵だった。ジェニファー・ビールス(何でこの人出てるのかと思ったら監督のパートナーだったらしい)も雪の中で撮られるシーンの彼女はとても美しくて、アメリカ人なのにプエルトリカンらしき役でカタコト英語をまくし立てるの上手いなと思った。