ヤマト

トランスポーター2のヤマトのネタバレレビュー・内容・結末

トランスポーター2(2005年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

【 超一流の仕事人 】

 リュク・ベッソンが描く仕事人が好きだ。
 それを演じるジェイソン・ステイサムが好きだ。
 とにかくこれに尽きる。

 いつ何時でも、スーツ。時代にそぐわないという意見は間違いで、仕事への敬意と誇りがひしひしと伝わってくるし、何よりカッコいい。なんでエレガントなのだろう。車のトランクに予備のワイシャツも忘れない。
 時間と規律を徹底して守る。これこそが超一流なのだ。1分だろうと、些細なことであろうと絶対に蔑ろにしない。規則は信頼であり、時間は寿命だからだ。ここに仕事の全てが詰まっているといっても良い。こういう人が、大切な人も“守れる”のだ。

 この超一流の仕事人をジェイソン・ステイサムが演じている。いくら何でも反則である。ここだけが唯一、規律違反だ。
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