MoonRiver

哀愁のMoonRiverのレビュー・感想・評価

哀愁(1940年製作の映画)
4.5
”風と共に去りぬ”の翌年にヴィヴィアン•リーが主演した古典的メロドラマ。

1954年の”君の名は”はストーリーは違うけどウォータールー橋を数寄屋橋に置き換えて製作されたそうですが、それはこの映画を観ればすぐに頭に浮かんできます。

第一次世界大戦のイギリス。翌日フランスへ出征を控えたクローニン大尉と踊り子のマイラが空襲中のウォータールー橋で運命的な出会いを。
出征が延び結婚式を挙げようとするが、急遽出征命令が下り離ればなれになる2人。
新聞記事の戦死者欄でクローニン大尉の名前を見つけたマイラ。それ以降彼女は波乱の人生を送ることに。

好きなバーバラ•スタンウィックと結婚してた男前ロバート•テイラーと美女ヴィヴィアン•リーの組み合わせは見てるだけで目の保養に(・∀・)

しかしこの頃のV•リーてホンマに美しい。特に横顔。こんなに横顔の綺麗な人てちょっと思い浮かばんぐらい。

”別れのワルツ”をバックに踊る2人のダンスシーンがこれまた印象に残る。
キャンドルライトが次々と消えていく演出が素晴らしいです。

そして大雨の中待ってるR•テイラーを見つけてから駆け寄るまでのヴィヴィアンがこれまた可愛らしくて微笑ましい(≧▽≦)

彼女は”風と共に去りぬ”と”欲望という名の電車”が有名かと思いますが、この映画と”美女ありき”も是非観てもらえたらと思います。
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