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汚名の一のレビュー・感想・評価

汚名(1946年製作の映画)
3.5
サスペンス映画の神様 アルフレッド・ヒッチコック監督作品

南米に逃れたナチの大物を追うFBI捜査官と、売国奴の汚名を着せられた父を持つ娘の虚々実々の駆け引きを描く

やはりヒッチコック作品は、小道具の使い方からして他のサスペンスとは比べものにならないほど巧すぎる
そして臨場感を生み出すカメラワークに、緻密に練られた描写の細かさは白眉

そんな上質なサスペンスに加えて、本作はロマンチックな恋愛映画としても観ることが出来る珍しいヒッチコック作品となっており、複雑に揺れ動く大人の純粋な恋模様も楽しむことが出来る
有名なキスシーンも最高でした

とにかく、40年代の作品とは思えないほどスタイリッシュかつオシャレな雰囲気が漂うヒッチコックらしい素晴らしい作品でした👏🏻

〈 Rotten Tomatoes 🍅96% 🍿91% 〉
〈 IMDb 8.0 / Metascore 100 / Letterboxd 4.0 〉

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