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つみきのいえのaiaiのレビュー・感想・評価

つみきのいえ(2008年製作の映画)
4.0
10分程度のショートショートだけど、深いいお話🤩
〜10年以上前にみた作品のなかから、自分の評価が高かった作品を改めて見直しましたvol4〜

‐ティーザー

海面にぽつんと浮かぶ小さな家。

部屋の中にはおじいさん。

床下収納みたいな正方形の扉がある。

その扉を引っ張り上げると、下に部屋がみえる。

みえるといっても下の部屋は海の中。

その水槽みたいな部屋にも、やはり床に正方形の扉がある。

ん?この家はいったい?

‐本作にはいろんな方から、こんな声が寄せられるかも?と勝手に妄想してしまいました😎


フランス発のアニメーションと勘違いされてるお客様もいらっしゃるようですが、メイド・イン・ジャパンです。
−36歳書店員(ボンジュールが口癖、他業界へ転職検討中)


これは環境破壊を引き起こす人類への警らだ
−46歳会社員(SDGS関連部署に移動するも暇でやること模索中)


建築基準法が気になる。ワンチャン、海の家化もあり?
−19歳専門学校生(自分の名が冠になった◯◯リゾートを夢見て勉強中)


素敵なおうち!彼と住みたいなぁ~
−36歳家事手伝い(見た目の選り好みはもうやめなさいと親に言われ続けて、3回目のダイエット中)


-ショートで深いいお話

文字もなく無声というスタイルが、観る側の想像力を膨らませ、とらえ方の自由度を高くする。

ショートショートというのは、作り手も考えに考え抜いて取捨選択するのだろうから、いってみれば作り手の熱量を瞬間冷却パックしたようなもの。

まさに、作り手と観る側が真っ向勝負するような緊張感と感動が生まれる。

あらためてみたけど、本作、とても深いいお話、オススメです🤩
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