カジュアルにみれるコンゲームの佳作
マーゴット・ロビーのキュートなコケティッシュさはメガトン級🤩
ウィル・スミスが出演するこの手の作品は今後みれないかも?🤔
最近なにかと映画の宣伝等で”フォーカス”されているマーゴット・ロビー
本作の役どころが詐欺師という設定もあってか、彼女のファッションショー的側面もあり、マーゴットの魅力が全面に押し出されている😆
特にプールサイドのマーゴットは反則レベル😝🤩
‐コンゲームとは
最近ではさほど聞かなくなった”コンゲーム”という単語。
ひと頃バズワード的に小説やら漫画やら映画やらで目についてた記憶。
要は詐欺の話。
登場人物らが、互いに騙し騙され、最後は誰が騙し勝つかというゲーム性の高いお話。
コンゲームの大きなポイントは、騙し合いの風景をヘラヘラと第三者として俯瞰している視聴者、読者が、実は騙されていたのは自分たちだった!という仕掛けの良し悪しにかかっているといって過言ではない。
そういう点において、本作は良くできている。
‐コンゲーム作品の十字架
十字架って大げさな言いようだが、事前にこの作品はコンゲームですって情報をインプットされてしまうと、
「ぜったい自分は騙されないぞ!」って身構える🤔😆
自ずと作品へのハードルが高くなりがちだし、え?その程度?もっと期待してたのに~みたいな酷評も多くなりがち💦
‐本作の見どころ
チームでスリをおこなうシーンは鮮やかで楽しい。
ウィル・スミス扮する詐欺グループのリーダー、ニッキーがスリが得意な詐欺見習いのジェス(マーゴット)に、スリの極意を手ほどきするシーンがある。
とにかく相手の注意を引くこと。
とするとスキが生まれる。
そこを狙うと。
楽しいが、逆に自分事と捉えると、もしも旅行とかで群衆のなかに入ったら、ああいうスリには気をつけなきゃと参考になった🤔
そしてアメフト試合!
あれにはすっかり騙された😳
クリストファー・ノーラン監督の「インセプション」かよと(←これ隠しネタバレのつもり😝)
それとあまりいうとあれなんだが、伏線とその回収がしっかりしているのも特徴。
初見のときは、へ~、あ~、そういえば言ってたなぁ~って感心した😳😳
アメフトの試合見る前、ニッキーがチームの売上金を一括管理していて、相棒からぜったいそれギャンブルに使うなよと。
その場面をジェス(マーゴット)が偶然見ているが、実はそれもわざと見せている。
‐ウイル・スミスはペルソナ・ノン・グラータ?
昨年、アカデミービンタ事件で世界的に注目を集めたウィル・スミス(フォーカスされるのは映画だけで良かったのに😭)
一部の評論家がウィル・スミスを”ペルソナ・ノン・グラータ(好ましくない人物)”と呼んでいる。
ペルソナ・ノン・グラータというのはラテン語で、本来は何かしらの言動により入国を拒否られる外交官に対して使われる用語だそう。
もちろんこの言葉は適切ではないという評論家もいる。
その彼が主演した「EMANCIPATION」という奴隷制度をテーマにした映画が、昨年米国で事件直後に公開された。
今時点でRottenTomatoesの評価もあまり高くない。
バーベンハイマーのミームではないが、作品とは別の評価バイアスもかかっているようにも見受けられる。
念願のオスカー俳優の一人となったウイル・スミス主演とはいえ、アカデミーから締め出された格好になっている、つまり作品の良し悪しに限らずアカデミー賞受賞は無いと確定した作品に対して、興行的にそろばんはじくのは厳しい(と思う)
さてさて、日本公開は??
ウィル・スミスが出るこれまでの作品は結構好きでみてきたし、ぜひ復活して欲しいなと思う一人。
ただ、今後は本作のようなテイストの映画に出ることはもう無いと思うので、フォーカスしたしだい。
カジュアルにオススメです😆