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二郎は鮨の夢を見るのaiaiのレビュー・感想・評価

二郎は鮨の夢を見る(2011年製作の映画)
2.5
も! 盛り! 盛りあ! 盛り上がりが足りない!

も! 盛り!・・・

さっそく、今話題の甲子園応援ムーブメントを拝借😆

今頃になって気づいたが、甲子園球児って坊主頭じゃないチームもいるんですね~素晴らしい🤩

自分、野球じゃないけどスポーツ部で坊主頭だった。

あれが嫌で嫌で。

100歩譲って、チームが強けりゃまだ許せたけど、自分のチームってめちゃ弱かったんですよねぇ~😭

どんな競技でも坊主頭のチームって強いイメージがあるじゃないですか。

だから、坊主だけど弱いチームって、ボーズだけど音が悪いスピーカーみたいなもんで、なんかパチもん感があって(個人主観です🙇)

そんな些末なことはおいといて、明日は決勝戦!

こういう時にこそ、このフレーズを使うんだよね

「忘れられない夏になりそう」😆😆

閑話休題

‐寿司が好き

本作は「すきやばし次郎」のオーナー小野二郎さんへのインタビューを中心に、彼の寿司職人としての矜持(きょうじ)、寿司愛、仕事への姿勢が描かれる。

「すきやばし次郎」といえば、ミシュラン三つ星、最高齢シェフギネス世界記録、元米国大統領オバマご来店、魔法の寿司等々、今や一般庶民が食すには無理筋寿司店のひとつ。

といっても暖簾分け店もあり、かく言う自分も暖簾分け店の一つでランチを食した経験あり。ランチとはいえ、並んだかいがあった。

自分は寿司通ではないが寿司4ぐらいの寿司好きで、築地あたりの寿司屋さんも食べ歩いたことがある。
懐から手が出る範囲の価格帯のお店ばかりだが、美味しい店がたくさんあるのでオススメ。
ちなみに、寿司が目の前に出されたら、手でつまんで食べる派(お箸は使わない)

‐ドキュンタリーに盛り上がりを期待するのはお門違い?

こういったドキュンタリーに”盛り上がりが足りない”というのは、お門違いかもしれない。

ちょうどそれって、スタバで文庫片手にコーヒー飲んでるとき、となりに仕事上がりと思われる若い女性2人がぴたっと座って、座ると同時にマシンガントークが始まり、どうやら話題の中心は上司とおぼしき人で、その上司の悪口のオンパレードでだんだんエキサイトしてきて声が大きくなるので、もうちょっとボリューム下げてもらえないかなぁと思うものの、コーヒーショップに図書館の静粛性を求めるのはお門違いなんだろうなぁ、のお門違いに似ている(ながっ!蓮實重彦の表層批評宣言かよ)

見てるだけでヨダレが出てくる美味しそうな寿司のオンパレード、おいしいものは脂肪と糖でできていると体全体で表現するかのようなカウンターにひしめく御婦人方、息子さんらへの愛情の注ぎ方と訓示、築地での仕入れと仕入先との強固な人間関係、料理評論家のべた褒め評価

それらが、クラシックオーケストラ風のBGMを背景に交互に流れるだけ。

それだけ。

それ以上でもなければそれ以下でもない。

なんか浅草雷門においてあるジャパニーズパンフレットみたいなテイスト。

‐一流の一流とは

修行は10年経って、ようやく卵を焼かせてくれるようになるという。
当時、そのスパルタ風、守・破・離の修行に誰かが噛み付き、ざわついたこともあった。
自分はそんなことより、二郎さんの言葉に感銘を受けた。

「もっと上があると思うから、もっと上にいきたい」

とっくに頂点を制覇したと思えるあのクラスが、まだ頂点がみえていないという。
こういうのを超一流というのだろうな😆🤩

恐れ入った。
何やらせても超三流の自分としては坊主になって出直したい気分🤣😱
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